信じるものにはこれらのしるしが伴う

 

イエス様が死からよみがえられたのち、イエス様を信じる人々には次のようなしるしが伴うと宣言されました。

マルコ 16:17−18

「 信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばを語り、蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。」

 

これらのしるしが信じるもに伴わなくなるとは聖書のどの箇所にも書かれていないのです。 もしあなたが信じるならば、これらのしるしは伴うのです!

イエス様がこのようなことを言われた理由は、イエス様は信じる者には、イエスの御名にある権威を与えると言われたからです。 信じるクリスチャンが悪魔を追い出すためには、その人に悪魔を追い出す権威が与えられてなければなりません。

ルカ 10:19 の御言葉はイエスキリストにあって、人間には再び、支配権が回復されるということを述べているのです。 私たちが世界に向けて福音を語って行くときに、私たちが野生動物の危害から守られる権威すらも与えられているのです。   私たちの宣教活動を阻害するおそれのあるあらゆる危害から、イエスキリストの御名にある権威において、私たちには守りがあるのです。

ルカ 10:19

「確かに、わたしは、あなたがたに、蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません。」

信じるクリスチャンには病気、悪魔に対しての権威も与えられているのです。   私たちの中で働かれる聖霊様の力により、異言を話す権威が私たちには与えられています。   異言は私たちが祈るとき大いなる助けとなります。

また ヨハネ 14:12 を見ますと、イエス様を信じる者は、イエス様がされたことと同じようなわざを行うであろうと言われました。

ヨハネ 14:12

「 まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行なうわざを行ない、またそれよりもさらに大きなわざを行ないます。わたしが父のもとに行くからです。」

 

悪魔を追い出す

 

使徒 16:16,18

「 私たちが祈り場に行く途中、占いの霊につかれた若い女奴隷に出会った。この女は占いをして、主人たちに多くの利益を得させている者であった。」   「幾日もこんなことをするので、困り果てたパウロは、振り返ってその霊に、”イエス・キリストの御名によって命じる。この女から出て行け。” と言った。すると即座に、霊は出て行った。」

使徒 8:7

「汚れた霊につかれた多くの人たちからは、その霊が大声で叫んで出て行くし、大ぜいの中風の者や足のきかない者は直ったからである。」

 

異言を話すようになる

使徒 2:4

「すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。」

使徒 10:46

「彼らが異言を話し、神を賛美するのを聞いたからである。そこでペテロはこう言った。」

使徒 19:6

「パウロが彼らの上に手を置いたとき、聖霊が彼らに臨まれ、彼らは異言を語ったり、預言をしたりした。」

 

へびを振り落とす

マルコ 16:18 には ”ヘビをもつかみ” と書いてありますが、つかめと書いてあるから、クリスチャンはヘビと遊んでも大丈夫だと言っているのではないのです。   もし私たちが宣教活動中、ヘビにかまれそうになったら、振り落とすことができるということを意味しているのです。   使徒の働き 28:3−6から、使徒パウロがどのようにヘビに対処したかが述べられています。

使徒 28:3−6

「パウロがひとかかえの柴をたばねて火にくべると、熱気のために、一匹のまむしがはい出して来て、彼の手に取りついた。 島の人々は、この生き物がパウロの手から下がっているのを見て、 ”この人はきっと人殺しだ。海からはのがれたが、正義の女神はこの人を生かしてはおかないのだ。” と互いに話し合った。 しかし、パウロは、その生き物を火の中に振り落として、何の害も受けなかった。 島の人々は、彼が今にも、はれ上がって来るか、または、倒れて急死するだろうと待っていた。しかし、いくら待っても、彼に少しも変わった様子が見えないので、彼らは考えを変えて、「この人は神さまだ。” と言いだした。」

 

どんな毒からも害を受けない

U列王記 4:38−41

「エリシャがギルガルに帰って来たとき、この地にききんがあった。預言者のともがらが彼の前にすわっていたので、彼は若い者に命じた。 ”大きなかまを火にかけ、預言者のともがらのために、煮物を作りなさい。”   彼らのひとりが食用の草を摘みに野に出て行くと、野生のつる草を見つけたので、そのつるから野生のうりを前掛けにいっぱい取って、帰って来た。そして、彼は煮物のかまの中にそれを切り込んだ。彼らはそれが何であるか知らなかったからである。 彼らはみなに食べさせようとして、これをよそった。みながその煮物を口にするや、叫んで言った。 ”神の人よ。かまの中に毒がはいっています。” 彼らは食べることができなかった。 エリシャは言った。”では、麦粉を持って来なさい。” 彼はそれをかまに投げ入れて言った。 ”これをよそって、この人たちに食べさせなさい。” その時にはもう、かまの中には悪い物はなくなっていた。」

私たちが心に留めておく大切な点はこれらの予言者らは何も知らずに、毒の入った食べ物を食べてしまったという点です。 信仰を試そうとか、周りの人を驚かせてようとゆうような間違った動機は彼らにはなかったのです。

”どんな毒からも害を受けない” という約束は愚かな行為によって、神を試そうとする人達のためにあるのではないのです。 この約束は信仰にたち、福音の世界宣教に携わっている人たちのためにあるのです。 どのようなものが料理にだされても、彼らに害を及ぼすことはないのです。

 

病人はいやされます

 

瞬間的になされる、いやしもありますが、いつもいやしが瞬間的に起こるとは限りません。 マルコ 16:18 には、病のいやしにどのくらいの時間がかかるかについては言及されていません。 とにかく病人はいやされると書かれてあるです。 

使徒 3:6−7

「すると、ペテロは、”金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい。” と言って、 彼の右手を取って立たせた。するとたちまち、彼の足とくるぶしが強くなり」

使徒 8:7

「汚れた霊につかれた多くの人たちからは、その霊が大声で叫んで出て行くし、大ぜいの中風の者や足のきかない者は直ったからである。」

使徒 9:17−18

「そこでアナニヤは出かけて行って、その家にはいり、サウロの上に手を置いてこう言った。”兄弟サウロ。あなたが来る途中でお現われになった主イエスが、私を遣わされました。あなたが再び見えるようになり、聖霊に満たされるためです。” するとただちに、サウロの目からうろこのような物が落ちて、目が見えるようになった。 彼は立ち上がって、バプテスマを受け」

使徒 28:8−9

「たまたまポプリオの父が、熱病と下痢とで床に着いていた。そこでパウロは、その人のもとに行き、祈ってから、彼の上に手を置いて直してやった。 このことがあってから、島のほかの病人たちも来て、直してもらった。」

 

もしあなたが信じる者であるなら、イエス様は言われました、これらのしるしはあなたに伴うと!   どうかこのことを心から信じて下さい!